未成年者は一人で商売が出来る?

未成年は、原則として単独では法律行為をすることが出来なく、
親などの親権者の同意が必要になってきます。
未成年は一人では買い物が出来ない?

ただし、これは原則で、例外があります。

例えば、親戚のおじさんから、お小遣いは受け取ることが出来ます。
お小遣いを受け取るとは、法律的には「贈与」にあたり、れっきとした法律行為です。
が、お小遣いは受け取ることが出来るんですね、親の同意は必要ありません。

ただし、何らかの義務が付きまとう贈与はダメです、
親の同意が必要になってきます。

「単に権利を得たり、義務を免れる行為(民法5条1項但書)」は、
成年単独で有効な法律行為となり得るんです。

また、学費や特定の旅行の費用など、目的を定めた財産の処分(民法5条3項)も、
未成年単独で有効な法律行為ができます。

しかし、学費に使うと言って受け取った金銭をパソコンに使った場合は、
原則どおりです、親の同意が必要な行為になります。

さらに、
小遣いなど、目的を定めずして処分を許された財産(民法5条3項)も、大丈夫。

そして、これは以外思われるかもしれませんが、
未成年者は、許可された営業に関する行為は単独で出来ます(民法6条1項)。

許可の許された営業に関するものという要件付ではありますが、
できます。ただし、営業を許可されたというだけでは足りず、
特定の営業を許可されなければなりません。

「何でもいいけど、商売やっていいから」ではダメなのです。

これは、営業を行うために必要な間接的な行為も含まれます。
店舗を借りたり、従業員を雇い入れたり。
当然、これらは立派な法律行為ですが、未成年が単独で有効な行為としてすることが出来ます。