担保の話

保証人の話を何回かに分けてお話してきましたが、保証人とは、債権者にとって債権回収をできないときのための保険です。いわば、担保です。保証人のような、人間が担保になるようなものを「人的担保」と呼びます。

イメージからいけば、人間が担保になるような場合はあまり沸かないと思います。
ちょっとイメージ悪いというか、人道的にどうなの?という感じがします。

担保といえば、通常が「物」がイメージしやすいですよね。
ただ、物が担保になるんて、その物にそれ相応の一般的価値(個人的価値が成り立たないというわけではありません。限定的な範囲ではそれも有効でしょうが、一般的ではない場合もあります)がないと通用はしません。

その辺の本屋で売っているような1万円の本を、50万円の借金の担保にはならないでしょから、普通は。

ですから、物の担保は、一般的には家や土地などの不動産ということになります。
このような物の担保を「物的担保」と呼びます。

抵当権

物的担保にまつわる法律はいくつかありますが、もっとも一般的に知られているのが抵当権でしょう。

抵当権とは、借金をする際に、債権者が債務者の土地や家、あるいは第三者の土地や家を担保にする権利を言います。抵当権が設定された土地や家は、債務者が債務の履行ができなかった場合に、その土地や家を競売にかけ、その代金を債権に充当する形になります。

抵当権が設定され手いる間でも、その土地や家は利用できます。
そういう意味では、「質」とは違います。

抵当権は、細かく追っていくと、相当複雑で難解になってきますのでこの程度に留めておきますが、この先、抵当権について実際に「遭遇」する場面があるかもしれません。良かったら、気に留めておいてください。